tuntum quantum:as much as quantities:その同じ量だけ(副詞句)

現在では「量子」という意味で使われる「quantum」というラテン語。これが、イエズス会創設者イグナチウス・ロヨラによって約五百年前、重要語句として使われていた。「”pope Francis” +”quantum”」とググっていて気づいたのでメモしておく。

左掲を半訳すると:

tuntum quantum
 so much as(その同じ量だけ、副詞句) 聖イグナチウスの著書『霊操の基礎と原理』(1548年発刊、ラテン語)の中で、被造物のright useを説明するために、次の様に使われたラテン語用語。「私達は、被造物を、それが私達を最終目的へと導く量(quantum)だけ使い、私達が創造された目的の達成を邪魔する量(quantum)だけ脱却することが可能です。」

(半訳注意点:be to 不定詞は、予定、義務、意図、可能、運命の意味で和訳することが出来るが、ここでは可能の意味で訳してみた。)

・・・フランシスコ教皇は、若い頃は大学で化学を学び関連の研究所で働き、黎明期の量子力学を学んだだろう。そしてその後イエズス会に入った。彼にはquantum theory(量子論)が、二つの意味を持っていると感じられるのかもしれない。