コラム307「自然数だけでなく実数全体が二乗値としてbeingしているのではないか」の続き。
今回の要点:全てが実数で表されるa naive realityにいる私達が認識する実数 c の、一つ外側の高次空間においてbeingするその実体は、一次元ヒルベルト空間内の一成分複素ベクトル |c>、つまり、複素平面上の円をなす複素数集合 x + iy, (ただしx2 + y2 = c2 )ではないのか。
図をジックリとご覧頂ければイメージが掴めると思う。
更に言えば、私達がa naive realityにおいて認識する実数 c は、波束 |c> が実軸上にreduction of wave packet(波束の収縮)をしたものではないのか…。
・・・昨日コロナワクチン第6回目を受けて身体の節々が少し痛い。今はこれ以上考えがまとまらない。続きは後日。
20230611追記:これに似た考えは、須藤靖著『解析力学・量子論 第二版』207頁にもある。
20230627追記:position operator(位置演算子)の記事も参考になる。